(仮称)健康プラザ建設に市民の意見反映は実現できるのか!

2006年2月1日 19時19分 | カテゴリー: 活動報告

稲城市立病院と大丸公園との間にある用地のうち約4,000㎡に予定されている,稲城市最後の箱物、健康プラザの整備基本調査の中間報告が私が所属する総務委員会で行なわれました。第三次長期総合計画の最終年の平成22年度中にオープンを目指して18年度には基本計画が策定されます。

本来ここにはクリーンセンター多摩川の新炉整備にあたって、地元の環境整備事業として地元自治会の意見を聞き、余熱利用の温水プール建設が予定されていました。しかし長期計画の中で、市立病院と連携した健康増進と福祉サービスの拠点として、地域の方は勿論、世代を超えて誰もが楽しみながら交流の場として利用できる施設になります。

稲城市でも国民健康保険の療養給付費は増加し、国では介護保険や医療の制度改革が進められるなか、社会保障の自己負担増は避けられません。高齢社会にむけて日頃からの自己管理に取り組み、「からだ」と「こころ」の健康増進、病気の予防、早期発見、早期治療は市民全体の願いです。市立病院のサポートを受けながら、保健と福祉までトータルな視点でのプログラムも大いに期待するところです。

決して健康な人だけの施設ではありません。今稲城市には温水プールはなく、療法としてプールを使おうとすると周辺自治体に行くしかありません。施設整備に関しては、計画段階から高齢者、障がいや病気のある方、また介護家族や介護従事者の方の意見を聞くことも重要です。

更衣室のひとつをとってみても、健常者では気が付かないような特別の配慮が必要になってきます。稲城市最後の箱物としてさまざまな立場の人の意見を積極的に取り入れるべきだと思いますが、質疑の中でその方向性は残念ながら見えてきませんでした。第三次長期計画にかかげた「健康で安心して暮らせるおもいやりのあるまちづくり」を実現するために「市民の声を取り入れた施設づくり」を本当に実現できるでしょうか。大きな予算を伴うだけに、特別委員会を設置するなど、議会としても考えていかなくてはなりません。