消費者が変わらなければ、農業は守れない

2009年12月30日 04時09分 | カテゴリー: 活動報告


店頭に並んだ長ネギの緑の部分や、大根やかぶの葉っぱはいったいどこへ行っているのでしょうね?「農業を守れ」と声高に主張するのは簡単ですが、消費者が変わらなければ農業は守れません。援農や地産池消・地育池消、旬を大切にすることや外国産に頼らない消費のあり方、フードマイレージを意識するなどもっと素性や履歴に関心を持って選ぶ消費者が増えてほしいですね。行動に移す消費者を増やすには、意識改革を促すための施策が必要です。生産者との交流も課題を認識するのに大切な方法の一つです。

◆“農地探検”で収穫体験
   — 地場野菜の美味しさを満喫!—

 ちょっと遅くなりましたが、JA農協の協力で消費者ルーム運営協議会が毎年11月に行っている“農地探検”の参加報告です。お天気絶好の収穫日和。参加者はなんと1歳から小学生まで、たくさんの子ども達が参加して16家族、総勢50人以上。坂浜の協力農家さんの畑巡りをしながら、長ネギ、ほうれん草、里芋、かぶ、大根、白菜と次々に収穫して行きます。土がほこほこで収穫はとっても簡単。お目当ての大根やかぶを引っこ抜いて子ども達は大喜び!荷物も大分重くなってきたところで最後の大物が白菜。「物によっては5kg。持ち帰る体力と相談して」という出発前の忠告にもかかわらず、いざ収穫となれば、つい欲を出して大きいものを選びたくなってしまうのですねぇ。「もっと大きな袋を持ってくればよかった」なんて思ったりして・・・この企画の常連さんは、段ボールを積んだカートを持参。なるほど納得です。白菜畑を目の前にして「来年は絶対カートで参加しよう!」と決心したのはきっと私だけではないはずです。

■美味しさの秘密は育ち方と新鮮さ! 
 ほうれん草はできるだけ葉が広がっている方が、中までお日様をいっぱい浴びて美味しいと教えていただきました。厚ぼったい葉っぱは生でも旨い!ゴツゴツと太くなった茎は甘みがあって本当に美味しい!「ほうれん草、姿と美味しさは無関係」と実感です。
それから長ネギの緑の部分。「卵とじにすると美味しいよ」と伺ったので早速作ってみました。緑の部分も新鮮で柔らかいので、ザクザクと切って油揚げと一緒にダシと味醂と醤油でさっと煮て卵とじに。長ネギの旨味をたっぷり味わうことができて、いつもは脇役のネギが主役の一品になりました。
 かぶ選びに悩んでいると、農家さん曰く「無農薬だから虫が喰っちゃうんだよね、美味しいものは分かるから」納得の美味しさで葉っぱまでしっかりいただきました。

■おまけのお楽しみ 
収穫が終わると、大塚牧場でほっと一休み。乳牛や肉牛のほかに、山羊、羊、孔雀、タヌキ、鵜滑稽、アライグマなどを見たり、珍しい牛の爪切り作業も見学することができました。上谷戸緑地体験学習館に戻ると、子ども達は消費者ルーム運営協議会の皆さんが準備してくださった、すいとん作り体験。防災用備蓄米のα米のお昼ご飯もいただきました。大塚牧場特製のアイスクリーム販売もあって、とっても美味しい一日でした!
ごちそうさま〜♪