アスペルガー症候群への理解と支援

2010年7月28日 14時46分 | カテゴリー: 活動報告

6月議会報告<一般質問>より

“何となく育て難いと感じる”保護者への啓発や障がい特性、対応の仕方など「わかる人」を増やしていくことが大切
知的発達の遅れを伴わない発達障がいの〝アスペルガー症候群”は、外から分かりにくいために、まだまだ障がいの本質については理解されていません。①人との社会的関係②コミュニケーション③想像力に障がいがあり、親も何となく育て難いと感じていても「発達障がい」という認識まで至らない場合があります。そのため周囲の無理解や誤解から、注意や叱責を受け続けたり、虐待やいじめ・からかい、仲間外れにされて長期間孤立状態になっていたりします。人間関係が複雑になる小学校高学年から中学にかけて、不登校や暴力などの問題行動が増えはじめ、高校や大学卒業後の就労困難や就労継続困難などで引きこもったり、うつや統合失調症など精神疾患を併発している場合もあるようです。子どもに接する教職員や学童クラブ・児童館職員の研修はいじめや間違った対応を無くすために重要です。また就労支援も含め、家族や本人の年齢を問わない相談窓口や支援の場が必要です。

東京都発達障害者支援センターTOSCAでは
本人や家族への直接支援を行っています。相談は20〜30歳代が5割。情報提供や、本人と周囲との関係調整や本人への対応法について支援者へのアドバイス。一般から家族や学校などの支援者のための普及啓発・研修など実施しています。
「診断」は薬で症状を抑えるためではなく、ひとり一人の自己歴を十分に捉え、そこからどういう援助ができるのかを探ることを目的とするものです。

答弁】
講演会など啓発活動を行う。小中学校では発達障がい全般について研修を実施。今後は個性の伸長の可能性に視点を当てるなど、実践的内容の研修を検討する。
学童クラブ・児童館は職員研修、情報交換し対応に努めている。
長期引きこもりの実態把握は困難。相談に応じて支援する。
マルシェいなぎ内の障害者就労支援センターで就労準備を進めている。ハローワーク府中とも連携。