“えッ!またっ!!” 有害ゴミ焼却の続報

2010年11月18日 15時54分 | カテゴリー: 活動報告

11月16日多摩川衛生組合議会を傍聴してきました。9月議会で組合講成市である稲城・府中・狛江・国立、そして都議会でも、生活者ネットの代理人がそれぞれ一般質問に取り上げ、明らかにしてきたクリーンセンター多摩川での乾電池と蛍光管の焼却試験(昨年12月と今年2月)について、ご報告しましたが、それ以降にも焼却が行われていたことが新たに判明しました。「9月1日に運転管理受託会社の社員が蛍光管を焼却用のホッパに入れる現場を、多摩川衛生組合職員が目撃した」というものです。となると私の一般質問の通告後も燃やし続けていたことになります。一般質問での答弁「安全性を確認する一時的な試験。今後は燃やさない」どころか、6〜8月の搬入量と保管量に3.5tの差異が見つかり、日常的に焼却されていた可能性まででてきました。管理者である石川市長とこれらの問題について調査している多摩川衛生組合事故等調査委員会へ報告されたのが11月4日。目撃から報告まで、どうしてこんなに遅くなってしまったのか、全く理解できません。9月29日付で稲城・府中・狛江・国立の生活者ネットの代理人が連名で多摩川衛生組合議会議長宛に要望書を提出し「学識者等の第三者を含めた調査委員会を早急に立ち上げ、再発防止に向けての課題を整理し、議会と市民に報告すること」を申し入れたにもかかわらず、組合議会が内部調査に任せたことも、発見をこんなに遅らせたといえなくもありません。作業環境測定結果でも空気中水銀濃度が環境濃度の48倍の時点があること。不明の3.5tがパッカー車で破砕されたとすると空気中には47.6gの水銀が飛散したことになるということでした。やはり専門家の意見を聞くことが必要です。
またクリーンセンターでは今年の6月15日にボルト破損による塩酸漏えい事故のより焼却炉の運転停止。8月1日に稼働再開していました。しかし実は平成21年1月にもすぐ近くで作業ミスによる塩酸流出事故が起きていたのです。このことが構成市に知らされたのは、なんと今年の10月になってからです。「6月の事故との関連は極めて低く、設計・施工段階や維持管理時の問題が原因、事故再発の可能性を有する」とのパシフィックコンサルタンツ株式会社からの調査報告書が提出されました。復旧費用は約6億円。今後、設計施工業者・管理運営委託業者の責任を法的に求めていくことになります。
「蛍光管焼却」についても何の目的で、だれの指示で行われたのか、今後の調査によっては法的な責任追及も考えられます。やっと11月8日に多摩川衛生組合有害ごみ不適正処理調査委員会が設置されたばかり。組織全体の体質改善は言うまでもなく、早急に原因を究明し、情報提供と再発防止策を市民に、そして多大な迷惑をかけてしまっている日の出町に示してほしいものです。今後稲城・狛江の有害ごみは多摩川衛生組合へは持ち込まないことが示されました。現在、日の出町への焼却飛灰搬入停止となっており、クリーンセンターでの保管も既に満杯状態。16日から2t袋に詰めて保管しているが、それも11月いっぱいしか持たないとのことでした。生活に切り離せないごみの問題。どう減らしていくか、これを機会に、もう一度生活を見直していきたいものです。