今後の学校教育について

2011年1月27日 14時42分 | カテゴリー: 活動報告

2010年12月議会報告<一般質問>

 07年ユニセフが行った先進国21カ国の子ども達の幸福度調査で、平均は5〜10%ですが、日本の15歳の子どもの29・8%が「孤独と感じる」と答えています。
オランダでは2・9%。多数の落ちこぼれを産んだ60年代の経験から、その後インクルーシブに生きる社会をつくるために画一一斉授業から個々の子どもの適正や発達のテンポにあわせた個別授業へと転換し、96年に始まった特別支援教育では、全ての子どもが普通学級に通い、共生を練習し学ぶ場としての学校づくりに取組んだそうです。学校が子どもや若者が「共生」を制度的に体験し、未来の共生社会に参加する市民を育成する場となっているのです。
 一日の大半を過ごす学校は、人権尊重を基本に、障がいの有無や国籍の違い、異なる価値観や意見が違う人を差別や排除せず、助け合うことで「共生」を体験していく場でなければならないと考えます。障がい者制度改革が進められているなかで、これからの社会ではインクルージョン・他者と共生してともに生きることが求められます。子ども達が実践を通して学ぶことが大切です。あたたかい地域社会、幸せを感じる社会を築くために基礎を学ぶ場として、学校教育のあり方に更なる工夫が必要と考えます。

Q)オランダの個別教育の「イエナプラン教育」が日本に紹介され、他の自治体ではグループ学習やサークル対話など独自に取組む教員もいる。自立学習や共同学習をとおした授業で、子どもの能力やテンポに合わせて指導するような個別教育を取り入れて欲しいが、どうか?                                      
A)通常学級に在籍の子どもたちも「個別型指導」や少人数指導の実施、グループ学習で協力するなど、工夫している。個別教育のあり方について今後研究する。                           
Q)互いに教え合うグループ学習や異学年交流を増やすことについては?                                       
A)状況に応じて取り入れていけるよう研究する。      
Q)どの先生でもある程度同じ指導ができるよう、グループ学習や個別学習の指導方法のシステム化はできないか?                               
A)研修を充実する。