大丸から矢野口までの旧市街地に、約7%の金町浄水場の水

2011年3月26日 07時00分 | カテゴリー: 活動報告

■向陽台給水所の配水地域が対象に
3月25日、稲城市の水道課にヒアリングを行いました。
稲城市内は3つのエリアに分かれていて、給水所が3箇所あります。向陽台給水所、坂浜浄水所、若葉台給水所(聖ヶ丘給水所)です。
今回の地震後、東京電力の計画停電が発表されたことから、断水後に発生する汚水を防ぐために向陽台給水所だけに補給水として約7%程度を金町浄水場から入れるようになったのだそうです。
★配水地域は大丸から矢野口までの旧市街地(稲城駅周辺の百村の一部も含む)です。
ちなみに坂浜浄水所の配水地域は、平尾・坂浜・百村の一部(鶴川街道の坂浜寄り)。若葉台給水所(聖ヶ丘給水所)の配水地域は、ニュータウン(百村の一部:竪台も含む)。これらの地域には金町浄水場の水は入れていないとのことでした。
しかし、市民の混乱は乳児を抱えた家族に限らず起こっています。東京都の乳児への飲料水配布にあわせて、もっと正確な情報提供がなされるべきだったと思います。

市内の水は基本的には東村山浄水場から来ています。東村山浄水場は利根川水系の原水8割、多摩川水系の原水2割の混水で給水しているのですが、今回は汚水対策として金町浄水場の水を引いたことが、裏目に出てしまったことになります。
24日の段階で、東京都は乳児の摂取制限を一旦解除しましたが、厚生労働省は様子を見るようよびかけています。放射能物質が出続けている以上、今後は金町浄水場だけの問題ではなくなる可能性もあります。
正確な情報発信が重要だと、改めて感じました。

■都議会生活者ネットワーク・みらい
3月24日「水道水からの放射性ヨウ素検出への緊急対応に関する申し入れ」を都知事へ

1、 水道局は全浄水場の原水と浄水、および原水が経由している各水系についての放射能分析を継続し、その結果を公表すること。
2、 水道局は、放射性物質がどのような経路を通して混入してくるのかを把握し、使用する原水を選択すること。
場合によっては、北千葉導水路の江戸川への流入停止や、多摩川系の活用、多摩地区の地下水源活用率を上げるなど、水道局としてできることをしっかり検討すること。
3、 都民への情報提供に当たっては、「都民への不安のばらまき」にならないよう、適切かつ明確な表現に努めること。