放射線被ばくから、稲城の子どもを守るために

2011年7月19日 17時15分 | カテゴリー: 活動報告

6月議会では、正しい情報提供を求めました

 子どもは大人の4倍もの放射能の影響を受けやすいといわれ、乳幼児や胎児は更に大きくなります。数年〜十数年後に子どもに表れてくる健康被害を少しでも低減したいと考えるのは当然のことです。
 稲城市では空間放射線量の測定を行い、その結果はHPのほか出張所、各文化センター、保健センター、中央図書館で貼りだしていますので、ご覧下さい。まず都が6月15日に行った長峰の総合グランドでは0.05μ㏜/時でした。その後市では小中学校、私立・市立保育園、私立幼稚園の校庭や園庭、学校プールの水面も行い、0.02〜0.09μ㏜/時という結果でした。年間換算推計は0.11〜0.47m㏜/時。今後も測定を続けるということです。また、都が稲城産小松菜1品の放射性ヨウ素と放射性セシウムを検査し、暫定基準値以下と発表しました。
 大部分の地域の空間線量の発生源は、3月20日までは主に大気中の放射性物質によるもので、3月21日の降雨移行は主に地表面からの放射によるものと考えられています。放射性ヨウ素は半減期が8日なので、現在では検出されなくなっていますが、半減期が30年と長いセシウムは埃につきやすく、水に溶けにくい性質上、今はまだ表層土壌に蓄積していると考えられています。土埃を吸い込まないための自衛策としては花粉症用マスクがお勧めです。
 他市では土壌の除染にひまわりや菜の花を植えようという運動も始まっているようです。茶葉の汚染でも分かるように、汚染地域には福島原発からの距離ではなく、大気の流れによってホットスポットがあること、そして吸着しやすい土壌や植物に特徴があることが分かってきました。情報を得ながら汚染食品の摂取による内部被ばくを抑えることが重要です。学校給食では産地を明らかした安全対策を求めました。

★PCで厚労省の汚染データをチェック!
『全国の食品の放射能調査データ』で検索すると、全国で放射性物質が検出された食品一覧を見ることができます。活用してみてはどうでしょう。
ただし、放射性セシウムのチェルノブイリ時の輸入食品の基準 370ベクレルに比べて、
今回の事故で政府が新たに発表した食品の放射能基準はかなり甘すぎることを念頭に置いておく必要があります。

「直ちに健康に影響の出るレベルではない」という御用学者の言葉は、子ども達の未来にあまりにも無責任は発言と言わざるを得ません。市民が自分自身で判断し行動するためにも、行政は正しい知識や情報提供を進めてほしいものです。