2011年6月議会—稲城ネットの姿勢—

2011年8月9日 15時31分 | カテゴリー: 議会報告

6月議会では高橋新市長の今後4年間についての所信表明が行われました。
今回の補正予算の主なものは、市長が1年目に取組む政策的予算です。今後のまちづくりの方向性を示すものとして精査しました。経済の低迷に追い打ちをかけるようなこの度の東日本大震災と原発災害によって、国全体の経済の流れが大きく変わることが予想されます。より一層の健全財政を維持しつつ、生活に厳しさが増す市民の要望に応えていくための長期的視点に立った財源確保が重要です。

平成23年度 稲城市一般会計補正予算(第3号)に賛成
補正額 4億649万1000円 (特定財源:約1億円  一般税源:約3億600万円)

子育てや教育関係、また耐震対策等市民の安全安心に配慮した補正予算として評価しました。
主な事業については以下の通りです。

■臨時的な事業 2693万6000円
・市政施行40周年記念事業   127万4000円 
✿浅田次郎氏 講演会。「日輪の遺産」試写会
✿大河原邦男氏デザインのキャラクター絵柄住民票と記念切手シート発行に係る著作権料
  その他、大河原邦男氏 作品展(1/27〜2か月間 iプラザ)   

・非常時電源調査と停電対策  1366万5000円
・東日本大震災・被災失業者の緊急雇用創出事業  1199万7000円
   労働者実人数(5名)    雇用期間(H23.11月〜H24.3月)
*被災地支援については緊急支出対応に備えて、別途予備費に1000万円

■第4次長期総合計画推進事業  3億7898万4000円 
・市立病院・地域医療連携システム構築のための機器購入
・私立幼稚園等保護者負担軽減補助金の引き上げ (1人当たり300円アップ  3200円⇒3500円)
・学校図書館司書(向陽台小学校・第3中学校)の配置日数増  (週3日⇒週5日)
・学校給食の食物アレルギー対策専門部会の設置
・食育研究指定地区事業(栄養教諭の配置)

★放射能汚染に不安を抱く保護者へ給食食材の情報提供を求めました。
 
・第1小学校の旧校舎建替等工事基本設計委託  2404万1000円
・第7小学校の校舎大規模改修工事設計委託   2135万1000円 
・(仮称)南山小学校新築工事基本設計委託   2614万円
・第2文化センター耐震診断及び大規模改修工事基本設計等委託  456万7000円

★今後、施設には省エネ対策や自家発電などの導入を要望しました。
 
・家具転倒防止器具助成事業の拡充
・木造住宅耐震診断助成金の引き上げ(対象:S56年5月31日以前建築 25000円×30軒分⇒5万円×50軒分)
・個人住宅改修時(市内業者施行)の補助引き上げ(対象:耐震改修 30万円×20軒分⇒50万円×36軒分)
・(仮称)第2次稲城市環境基本計画の策定

★地域エネルギービジョンの策定及び再生可能エネルギーの導入可能性を探るものとなるよう要望しました。

・稲城市都市計画マスタープランの改定(2ヵ年計画)
・住宅マスタープランの改定(耐震改修促進計画との整合性を図る)

★市民のための市民の計画となるよう、意見交換の実施と意見反映を求めました。

◎ネットが議員提案
子ども「年20ミリシーベルト」基準の見直しを求める意見書
全員一致で国へ意見書を提出することができました。

◎「稲城市内公園や学校等の放射線量測定に関する陳情」が全員一致で採択されました。  
現在は東京都から貸与された測定器を使って小・中学校、保育園・幼稚園等38施設で測定し、HPや文化センターなどで数値を公表しています。市でも2台の測定器を購入し、測定します。また、7月26日以降、認可保育園や学校・私立病院の給食食材の放射線量を測定することが決まりました。測定品目:混在した野菜・牛乳・卵・食肉・魚等

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子ども達が集まる場所や、吹きだまり、ホットスポットになりそうなところなど、気になるところは、たくさんあります。独自に長期的な経過、観測に取組みます。