障がいがあっても「働く」を実現する! 第一歩を探そう! 

2013年7月14日 12時51分 | カテゴリー: 活動報告

6月27日、家族会主催で市のバスを借用した施設見学に参加してきました。

地域で安心して暮らし続けるために家から一歩を踏み出し、「働く」に至るまでには段階的な支援があります。今必要な支援やこれから欲しい支援はあるのか、身近なところの現状を知る良い機会となりました。

■就労移行支援事業「ピアス」―2年間の就労準備訓練(社会福祉法人多摩棕櫚亭協会)

谷保駅徒歩3分の好立地。利用するには医療機関からの紹介が必要なので、通院と服薬管理が大切です。1日4時間・週5日(20時間)働くことを目指します。3日間程度、体験できるので安心ですね。在住市に利用申請を行い、利用契約を結びます。最初の1~2週間は安定して通えるようにしながら、約3ヵ月は基礎トレーニング期。約3ヵ月~12ヵ月は実践的トレーニング期。弁当宅配、マンション清掃を行う衛生部門、電話対応・集計・入力などを学ぶ事務補助部門に参加していきます。利用者の方にも説明を伺いました。12ヵ月以降はチャレンジ期、職場実習しながらの求職活動。週20時間以上の障がい者枠雇用であれば、3ヵ月ジョブコーチが付くこともあるので安心ですが、クローズでの一般就職では継続がなかなか難しいのが現状のようです。

利用料(所得によっては減免)がかかります。作業工賃は最初の1か月間は時給150円。その後は時給350円。一定額まで交通費補助。

「働く」ために必要なこと            

谷保駅から徒歩3分の好立地。このビル内清掃も訓練の一つです

①  得意・不得意なことが分かっているか?        

②  病気の悪化時の対処方法を本人が知っているか? 

③  日常生活の自己管理ができるか?

④  ストレス解消法を持っているか?

★自分自身の体調の変化をよく知って、コントロールできるようにしながら、自分にあった働き方を見つけていくことが大切なのですね。短時間就労でも収入を得る喜びが「働く」モチベーションにつながるという言葉に納得です!!★                             

■相談支援事業・地域活動支援センター「なびぃ」―市内在住者対象(多摩棕櫚亭協会)

地域活動支援センターは社会復帰施設です。家族以外の人(専門家や仲間)と安心して関

大通りに面して地域に溶け込んだ明るい雰囲気があるので、ふらっと立ち寄りたくなりますね!

わりを取り戻していく大切な場所です。大通りに面した1階にガラス張りのドアがあって、開放感のあるスペースがとても好印象でした。入りやすさや気軽に相談できる雰囲気はとても重要だと感じました。家族だけで介護を担うことが困難になった高齢家族の相談支援が増えてきているそうです。精神障がいは中途障がいなので、家族が抱え込み、引きこもって支援にたどり着かない方は多いのではないでしょうか。どんなに良い支援があっても必要としている人に届けなければ意味がありません。民生員協議会や精神保健福祉部会(月1回、保健師、生活保護ワーカー、訪問看護事業者などの集まり)にも参加しているとのことでした。 

★精神障がい者を支援する人たちが連携し、多くの人で見守る体制が身近にできたら、

家族も安心ですね。★

■東京障害者職業センター 多摩支所(立川)

ハローワークと連携し、障害者と事業主の両方に対して、職業リハビリテーションサービスを実施する公的機関として独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営しています。23区担当と多摩支所の都内2か所。職業能力の特性や適性を把握するための職業評価を実施しているので、もっと広く広報してほしいですね。また職業準備支援(最長8週間)では模擬会社に勤務するという作業体験を通して、体力や対人態度等、基本的な労働習慣や知識を体得し、週20時間以上働くこと(雇用保険加入)を目指します。その他、職業講話(履歴書の書き方や面接練習)や対人技能訓練(JST)ジョブコーチは職場適応・定着できるように1~7か月間、本人、事業主、家族等にアドバイスします。

 精神障がいは思春期に発症する方が多いので、アルバイトも含めて「働く」経験がない方もいます。 まずは支援を受けながら「働く力のイメージ」を作っていくことが大切ということでした。

発達障がいの方の相談が増えているそうです。自分の障がい特性を知ることが第一歩ですね。

 

「働く」ために必要なこと

①  気持ちのコントロールができるか? 

②  ちゃんと眠れているか? 

③  体調管理ができるか?               

④  意欲が一番大事!!                 

★今回の施設めぐりでは、体調の自己管理能力を身につけながら働くための前準備、長く働くための仕事選びをサポートしてくれる施設をじっくりと見学できて良かったと思います。健常者であっても雇用情勢は厳しいのですが、探せば糸口は見つかるかもしれない、という希望を持つことができました。 さて、ご本人たちにどうアプローチしましょうか・・・・・・・★